11.8 C
Tokyo
12.4 C
Osaka
2025 / 12 / 25 木曜日
ログイン
English
加工食品乳製品・アイスクリームアイスが洋生菓子風に進化 日常で楽しむ新カテゴリ誕生 B-Rサーティワン アイスクリーム

アイスが洋生菓子風に進化 日常で楽しむ新カテゴリ誕生 B-Rサーティワン アイスクリーム

B-Rサーティワンアイスクリームから、新カテゴリ「31 PÂTISSERIE」(サーティワン パティスリー)が誕生した。人気のアイスフレーバーに、コーヒースポンジとナッツ、チーズケーキとクランチなどを組み合わせた洋生菓子風のアイスクリームケーキで、華やかな断面が特長。税込み2500円と既存の同社アイスクリームケーキよりも価格を抑え、ちょっとしたご褒美や手土産など日常で親しまれる商品を目指す。

昨年12月26日の発表会でマーケティング部の橋本貴史氏は「構想から約2年をかけて、新しいケーキの形を作った。アイスクリームケーキを食べたことがない方にも体験していただきたい」と期待を寄せる。

最大の狙いは喫食頻度の拡大にある。

橋本貴史氏
橋本貴史氏

同社の既存アイスクリームケーキは全体がアイスで構成された全14種のラインアップで、24年売上高は前年比約8%増で推移するなど7年連続で成長を遂げている。「主に誕生日や記念日など年数回の特別な日の需要を獲得してきた結果だ」(橋本氏)とする一方で、特別な日以外の日常的な喫食が課題と捉える。

今回ショートケーキやロールケーキ、タルトなどの洋生菓子ケーキ市場もターゲットに捉え直した。同社のアンケート調査では、直近1年内に洋生菓子ケーキを購入した20~50代女性は2431万人で、このうち年間購入回数は平均8回だった。「8回のうち1回でもアイスケーキに変えてもらうことで、アイスケーキ市場を拡大できると考えた」。

「31 ザ・チーズケーキ made from ストロベリーチーズケーキ」は、人気フレーバーに、ベイクドチーズケーキと食感が異なる2種のクランチ、ホイップクリームを組み合わせた。「31 カフェモカケーキ made from ジャモカアーモンドファッジ」は、2種類の豆をドリップしたコーヒー香るアイスに、甘味と苦みのバランスが取れたコーヒーケーキ、ナッツやチョコホイップを合わせた。

いずれも夏頃までの販売を予定し、全国の店舗と「31Clubアプリ」で購入可能だ。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。