流通・飲食小売福袋商戦スタート 節約・防災への意識も 都内百貨店
カナエ モノマテリアルパッケージ

福袋商戦スタート 節約・防災への意識も 都内百貨店

東京地区百貨店の福袋商戦がスタートした。

一部では10月下旬にオンライン予約を開始。各社とも12月にかけて段階的に受注を進める。食品では、消費者の節約志向や防災意識を踏まえた展開が見られている。

10月24日にお披露目会を開いた松屋は全体の8割が食品。準備個数は全体・食品ともに前年並みで、売上目標は前年比110%とした。

「もしもの備えに!食品備蓄福袋」(松屋)
「もしもの備えに!食品備蓄福袋」(松屋)

食品福袋では、調味料など8000円相当を詰め合わせた「生活応『援』!食品てんこ盛り福袋」(税込3240円、限定30袋)で節約志向に応えるほか防災意識の高まりを踏まえた「もしもの備えに!食品備蓄福袋」(同2160円、2ℓ備蓄水×6本、アルファ米100g×6袋)も限定30袋を用意した。

またコト需要を想定して「食の福ガチャ~『えん』を感じる福袋~」(同5000円、限定110袋)、「お菓子すくい~ご『縁』をつなげていこう」(同2025円、限定30袋)もラインアップし、来店動機の強化を図る。

「新春!山形牛宝船」(東武百貨店)
「新春!山形牛宝船」(東武百貨店)

同じく24日に発表会を開いた東武百貨店は、干支の巳にちなみ「家計と夢を応援!3つの『身・実・巳』でみのりある1年に!」がテーマ。商品数を前年比約110%に拡大した。

食品では「新春 舟造り」(税込2万250円・限定5点)、「新春!山形牛宝船」(同5万円・限定1点)、「北海道海鮮大漁盛り福袋」(同3万1円・販売予定20点)など豪華な福袋を用意。人気店の商品を一定期間に複数回楽しめる「パンのサブスク福袋」(税込1万円、限定30点)、「旬のタルト サブスク福袋」(同2025円、限定5点)も展開する。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。