10月29日「凄麺の日」 20種以上のご当地シリーズPR 「1品ずつ大切に」大久保社長

ヤマダイは、10月29日「凄麺の日」にあわせ、10月から11月上旬にかけて全国各地の食品スーパーなど30店舗以上で試食販売イベントを行っている。

10月26日には大久保慶一社長がサミットストア王子店(東京都北区)にかけつけ、「凄麺」の「佐野らーめん」「横浜とんこつ家」「信州味噌ラーメン」「愛媛八幡浜ちゃんぽん」など、ご当地シリーズ約20種類を大陳した売場で自ら商品の魅力をアピール。本紙らの取材に「ご当地ラーメンの各地域とつながりを深めながら、1品ずつ大切に育てていきたい」などと話した。

「凄麺の日」は、2001年10月29日にノンフライカップ麺「凄麺」ブランドの第1弾商品「これが煮玉子らーめん」を発売したことに由来する。18年に日本記念日協会から認定を受けた。それを記念し店頭イベントを実施。営業部門を中心に、事務部門や品質保証部門の社員らも多数参加する。

サミットストア王子店では、北海道から九州まで「凄麺」の豊富なご当地ラーメンを大量に陳列し、商品や試食を求める多くの来店客で賑わった。

2個購入で1回チャレンジできるくじ引きを実施し、当たりはオリジナルの「凄麺 箸置き」か「ストップウオッチ」、外れても参加賞で「凄麺ミニ学習帳」か「ミニタオル」をプレゼントした。

カップ麺で地域の活性化にも貢献 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
カップ麺で地域の活性化にも貢献

大久保社長は「イベントでたくさんの種類があることに気づいたり驚いたりしていただければ」とした上で、「『凄麺』でご当地ラーメンを商品化することで、地域の活性化に貢献できているとの手応えがある。おいしさはもちろんのこと、地元の自治体や団体とコラボするなど開発のストーリーにもこだわっている。いまでは『佐野らーめん』(02年発売)のように累計販売数が1億食(24~25年度に達成見込み)を展望する商品も出てきた。各商品を10年、15年と長く売り続けながらブラッシュアップし、たくさんの方に価値を認めていただけるブランドにしていきたい」と語った。