海老せんべい製造・販売の坂角総本舗は10月17日、新業態の「BANKAKU KITCHEN(バンカクキッチン)」をグランドオープンした。創業135周年記念取り組みの一環で、名古屋市東区の「葵店」の一部を改装。海老を使ったフードメニューをテークアウト形式で提供する。
イチオシメニュー(価格はすべて税込)は、「BANKAKU〈焼き〉海老カレーパン」(378円)、「BANKAKU海老カツサンド」(540円)、「BANKAKU海老カツカレー」(1452円)、「BANKAKU海老ライスコロッケ」(394円)など。
1番人気の「〈焼き〉海老カレーパン」は、海老たっぷりの旨みを封じ込め、風味豊かな国産小麦フォカッチャで焼き上げたモチモチ感が特徴。
今年6月にジェイアール名古屋タカシマヤで実施したイベント出展で、1日約1000個を販売した実績を持つ。
2番人気の「海老カツサンド」は、サクッとした衣に海老の身と帆立の旨みがぎゅっと詰まったこだわりの海老カツを、一等小麦粉食パンでサンドした。
主要ターゲット層や想定する購入・食シーンについては、「坂角をご存じの方はもちろん、若い方、新しいお客様にも楽しんでいただきたい。テークアウトなので自宅で召し上がるほか、近隣にお勤めの方など、仕事中のランチとしての利用も想定している。また、カレーパンなどは手土産としてもお使いいただけたらと思う」(広報)。
今後も新メニューの追加を予定。「今回が初めての常設店となるので、反応を見ながら新規出店も検討していく。名古屋といえば『海老』というイメージもあり、新しい名古屋グルメとして展開を広げていけたらと考えている」(同)。