九州の食を世界に発信 Food EXPO Kyushu 2024 地域経済の振興目指す

今回で11回目となる「Food EXPO Kyushu2024」が10月8日と9日の2日間、福岡市の福岡国際センターで開催された。

同展示商談会は福岡県、福岡市、福岡県商工会連合会、ジェトロ福岡、福岡地域戦略推進協議会、福岡商工会議所の6団体で構成する「Food EXPO Kyushu実行委員会」が主催。九州エリアの農産品や加工食品を国内外に向けて発信し、地元企業の売上向上や販路拡大への貢献、地域経済の振興を図ることを目的としている。

九州・山口の食品関係企業や団体など291社が出展。バイヤー45社(国内28社、海外17社)を招聘した。当日は展示会および食品関連企業とバイヤー間での個別商談会を実施。出展企業が自社製品を積極的にPRする一方、バイヤー、食品流通業者、中食・外食関係者が詳細を確認しながら商談を提案する場面が数多く見られた。

そのほかにも「食と知的財産権」と題し食における知的財産権の重要性を説明するセミナーをはじめ、食品企業のSNS活用法や飲食関係におけるDX対策、食品ロスに関する講座が行われるなど会場は盛り上がりを見せていた。