8.5 C
Tokyo
15.1 C
Osaka
2025 / 12 / 20 土曜日
ログイン
English
トップニュース「いいちこ」の魅力、まるごと知る5日間 歴代の駅貼りポスターや限定カクテルも

「いいちこ」の魅力、まるごと知る5日間 歴代の駅貼りポスターや限定カクテルも

本格麦焼酎「いいちこ」の「これまで」と「これから」を伝えるイベントが開催中だ。

三和酒類(大分県)が東京・渋谷ストリームホールで10月8日~12日にかけて実施している「iichiko Design Week 2024」では、40周年を迎えた「いいちこ駅貼りポスター」や商品ボトルをはじめとする、グラフィックやプロダクトデザインを展示で紹介。

また国内外で活躍するトップバーテンダーらを招き「いいちこ」を使った限定カクテルを提供するなど、ブランドの魅力に多面的に触れられる5日間が繰り広げられている。

40年間続く駅貼りポスターを一堂に
40年間続く駅貼りポスターを一堂に

誰もが一度は目にしたことのある、独特のたたずまいが印象的な「いいちこ」の駅貼りポスターは9月時点で累計521枚を制作。ボトルとともにデザインを長年手がけてきたのは、アートディレクターの河北秀也氏だ。絶大な信頼関係で結ばれるクライアントの三和酒類は、ポスターが掲示されるまでその内容を見ることは一切ないという。

開催前日のレセプションパーティーで登壇した同社の西和紀社長は「河北氏のおかげで『いいちこ』は単なる焼酎の枠を超え、人々の心に深く残るブランドとして成長した」と感謝。

和装に刀を携え登場した西社長
和装に刀を携え登場した西社長

「日本の麹文化の粋を尽くした焼酎は、世界の蒸留酒と肩を並べてしかるべき酒。いまこそ麹からできた『和スピリッツ』を世界に問うべきだ」と訴えた。

度数43% カクテルベースで新展開

この日発表されたのが、来春に国内発売予定の「iichiko 彩天」。43%と焼酎では異例のアルコール度数で、カクテルベースとしての浸透を目指す。

米国では19年に発売され、現地のバーで導入が拡大中。同国向け本格焼酎における同社の輸出シェアもこの間に急伸し、23年度は65%に達したという。これまでにない利用シーンを獲得することで、本格焼酎の新たな存在意義を打ち立てたい考えだ。

イベント詳細や予約は特設サイトで
https://www.iichiko.co.jp/idw2024

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。