消費者とオンラインで開発の日本酒 ラベルも一般公募 酔鯨酒造

酔鯨酒造(高知市)は一般消費者と開発した日本酒を商品化。数量限定で販売している。同社のコミュニティサイトなどから選ばれた20人が、5回のオンラインイベントを通しコンセプトやデザインなどを話し合った。

完成したのは「温度帯によってさまざまな味わいや香りを楽しめる」をコンセプトにした日本酒。岡山県産の雄町米を45%まで精米し、自社酵母と高知酵母の2種類で醸造。火入れは行わず生酒として出荷する。商品名は「香温(カノン)」。ラベルデザインは一般公募。温度によって変化する、香りや味わいを表しているという。

同社では「レギュラー商品では難しい、スピードにこだわった本品だからこそのフレッシュな味を体感してもらいたい」としている。価格は3000円(税抜き)。10月31日まで販売する(完売次第終了)。