5.4 C
Tokyo
12.5 C
Osaka
2025 / 12 / 14 日曜日
ログイン
English
その他各種イベント・展示会・講演会第40回「日清食品カップ」 小学生アスリートが国立競技場に 安藤スポーツ・食文化振興財団

第40回「日清食品カップ」 小学生アスリートが国立競技場に 安藤スポーツ・食文化振興財団

日清食品ホールディングスが協賛する「日清食品カップ 第40回全国小学生陸上競技交流大会」(主催:日本陸上競技連盟)が9月22日、都内の国立競技場で開催され、全国47都道府県から予選を勝ち抜いた650人超の小学5~6年生が集結、「東京2020オリンピック」が行われたアスリートの聖地で100m走や男女混合リレーなど9種目で競った。

40回目を迎えた記念の大会は、新しい国立競技場(19年完成)で初めての開催となった。故安藤百福氏(日清食品創業者)の「食とスポーツは健康を支える両輪である」という理念のもと、第1回大会から安藤スポーツ・食文化振興財団(理事長:安藤宏基日清食品ホールディングス社長・CEO)が後援し、日清食品ホールディングスが協賛を続けている。

大会の目的は、小学生があらゆるスポーツの基本となる陸上競技を楽しく経験し、技能の習得、友達との良い関係づくり、指導者の研鑽を図ることなど。過去の出場者にはオリンピックなど日本代表に選ばれた42人の選手をはじめ、NBAで活躍する八村塁選手、サッカー元日本代表の大久保嘉人選手らがいる。

開会式の冒頭、40周年記念大会としてオープニングムービーを放映。これまで3万3000人以上が出場したこと、その中から多くのアスリートが世界中の大会で躍動してきたことなどを紹介した。

安藤徳隆副理事長
安藤徳隆副理事長

財団の安藤徳隆副理事長(日清食品ホールディングス代表取締役副社長・COO)はあいさつの中で、「財団は食とスポーツの両方が大切との想いで、陸上競技のほかバスケットボールやテニスなど様々なスポーツの大会を支援している。また今夏の『パリ2024オリンピック』には全国小学生陸上競技交流大会の出場経験者が6人、『安藤財団グローバルチャレンジプロジェクト』として海外挑戦を支援したアスリート9人が出場した」と紹介し、「本日の大会に出場する皆さんからも将来の日本代表選手がたくさん生まれることを期待している」と話した。

選手宣誓は群馬県代表の赤見大輝さん、木暮昊さんの2人。宇宙飛行士でカップヌードルミュージアム名誉館長の野口聡一氏は聞き終えた後、「ぜひ全国から集まった選手同士で交流を深めて欲しい。熱戦に期待している」と呼びかけた。

当日は日清食品グループの社会貢献活動「百福士プロジェクト」の一環で、トップアスリートによるトークイベントも実施。「安藤財団グローバルチャレンジプロジェクト」で支援し、パリ五輪の女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手らが登壇し、これまでの経験を振り返りながら食生活や栄養の摂り方で心がけていることなどを話した。

関連記事

インタビュー特集

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。