14.2 C
Tokyo
15.9 C
Osaka
2025 / 11 / 29 土曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料「日東紅茶」フレーバーティーに磨き 若年層の取り込み加速へ「6バラエティパック」刷新
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

「日東紅茶」フレーバーティーに磨き 若年層の取り込み加速へ「6バラエティパック」刷新

三井農林は「日東紅茶デイリークラブ 6バラエティパック」で、フレーバーティーのアソート品を見直すなど磨きをかけ、若年層の取り込みを加速させる。

「6バラエティパック」の購入率が10代から30代女性で増加傾向にあることに着目した動き。8月26日にリニューアル発売した。

8月21日、商品発表会に登壇した商品企画・マーケティング部開発担当の藤橋さやか氏は「2021年4月からの1年間と、22年4月からの1年間における『6バラエティパック』の購入率を調べたところ、10代から30代の女性の購入率が特に増加していた。フレーバーティーは渋味や苦味が少ないため飲みやすく、若年層に人気になっているのではないか」と語る。

この若年層からの支持をさらに伸ばして売上を拡大すべく、今回、リニューアルに踏み切った。

リニューアルの最大のポイントは、新フレーバーの投入。「日向夏&ゆずティー」と「マロンキャラメルティー」の2種を新たに開発した。

「日向夏&ゆずティー」は和柑橘の爽やかな味わいが特長。

「アールグレイやレモンティーなどシトラス系のフレーバーの紅茶に根強い人気があることや、和柑橘と紅茶の相性がいいことから、新たにラインアップに加えた。日向夏は飲料などでも増えているフレーバーで、ジューシーで爽やかな香りが紅茶、中でもアイスティーに好適」と説明する。

一方、「マロンキャラメルティー」は、飲料やデザートで人気のマロンフレーバーと、キャラメルフレーバーを組み合わせた。

「フレーバーティーのユーザーに飲用シーンを聞いたところ、おやつ代わりとの回答が多かった。定番のマロンフレーバーに相性のいいキャラメルを加えることで、デザート系のアイテムに仕立てた。ミルクティーにしても楽しんでいただける」と述べる。

既存の4種類のフレーバーも、茶葉のおいしさとフレーバーのバランスを味わえるよう、改めて紅茶葉のブレンドを見直した。パッケージも刷新し、華やかな印象を押し出している。

今後も、若年層の紅茶支持拡大に期待を寄せる。

三井農林の藤橋さやか氏
三井農林の藤橋さやか氏

藤橋氏は約5200人の15~59歳を対象とした外部データを引き、「コーヒー派か紅茶派かを尋ねたアンケートでは、若い世代ほど紅茶派が増える傾向があった。特に女性の10代・20代では紅茶派がコーヒー派よりも多く、5割を超えていた。若年層を中心に、紅茶を好んで飲む方が増えている」との見方を示す。

フレーバーティーのティーバッグの市場は拡大傾向にある。

インテージSRI+によると、フレーバーティーの紅茶ティーバッグのアイテム販売店当たりの2023年推計販売金額は19年比129%増と2倍以上の成長をみせた。

「中でも『6バラエティパック』は、フルーツフレーバーティーバッグのアソート商品では、2023年の販売個数が最も多かった人気商品。リニューアルによって、さらに売上拡大を目指す」と意欲をのぞかせる。

「6バラエティパック」は、「日向夏&ゆずティー」「マロンキャラメルティー」「ブルーベリー&ラズベリーティー」「マンゴー&オレンジティー」「ピーチ&ライチティー」「アップルティー」の6種類が2袋ずつ詰め合わされている。

リニューアルに伴い、入数も6種10袋から6種12袋に変更した。希望小売価格は税抜290円。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点