7.2 C
Tokyo
5.9 C
Osaka
2025 / 11 / 19 水曜日
English
農水畜産業米{コメ}「サトウのごはん」12月から値上げ 原料米など高騰で
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

「サトウのごはん」12月から値上げ 原料米など高騰で

サトウ食品は2日、パックごはんの首位ブランド「サトウのごはん」全商品を12月2日出荷分から値上げすることを発表した。

希望小売価格を11~14%引き上げる。同品に100%使用する国産原料米の急激な価格高騰や資材費・人件費・物流費の上昇により、企業努力だけで吸収することが困難になったためとしている。

「サトウのごはん」は昨年7月にも、資材や物流などのコスト上昇から5年ぶりに価格改定。これらの上昇が続いているほか、今回は原料米の高騰も加わり、再度の改定を余儀なくされた。

東洋水産も「マルちゃん」ブランドのパックごはんについて、11月1日からの値上げを予定している。競合他社も時期を見定めながら検討を進めているなか、業界トップのサトウ食品が動いたことで追随の動きも予想される。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点