JR 東日本のエキナカにある「アキュア」の自販機などで3月12日から発売している「From AQUA 天然水ゼリー」(天然水ゼリー)の新フレーバー「レモネード風味」(280g)が好評を博している。
6月13日、取材に応じたJR東日本クロスステーションウォータービジネスカンパニー商品部販売ユニット兼総務部総務ユニットの阿南実苗氏は「非常に反応がよく、ラムネ風味の『天然水ゼリー』とともに“おいしい”とのお声もいただいている」と語る。
「レモネード風味」の開発の狙いである若年女性層の開拓にもつながっている模様。「天然水ゼリー」は、同様の食感が味わえる商品と比べると10代・20代女性の比率が少なく、若年女性層に開拓余地を見込み新フレーバーの開発に至った。
新フレーバーの選定は、昨年11月に実施したインターネットアンケートに寄せられた回答(n=582)をもとに行われた。
開発には試行錯誤を重ね、後味すっきり・清涼感・爽快感を特長とする「天然水ゼリー」に、やさしい甘みと爽やかな酸味を加えて夏に好適な味わいに仕立てた。
「『天然水ゼリー』シリーズは独特な冷涼感がとても好評をいただいている。個人的にはチョコミントのような、好き嫌いが分かれるが、好きな方には熱狂的に好きになっていただける商品だと思っている」という。
一方、ラムネ風味の「天然水ゼリー」は昨年、515gと280gの2サイズを販売。データ分析の結果、515gでより多くのリピート購入者がみられたことから515gのみに絞り込んだ。
今後は、最需要期の夏場に向けて「天然水ゼリー」シリーズの展開拡大を検討していく。
「これまで1コラムしか入っていなかった自販機に2品並べて装填するなど、夏に向けて場所によっては強化する可能性が出てくる」と述べる。
コミュニケーションはSNSを活用していく。
「『天然水ゼリー』の515gの大容量サイズは、そのまま冷凍できるようになっている。より暑い時期にはお弁当の保冷剤替わりにもなり、解凍された頃におやつ替わりにもなるといった訴求も強化していきたいと考えている」という。