食用油を値上げ 10月から日清オイリオグループ

日清オイリオグループは10月1日納入分から、食用油の価格改定を実施する。対象は大豆、菜種、パーム油を主原料とする油脂製品。世界的な人口増による油脂需要の増加やバイオ燃料需要の拡大、37年半ぶりの水準となった円安の影響、物流費やユーティリティコストなど諸コストが増加しているため。

値上げ幅は、家庭用食用油4~7%、業務用および加工用バルク7~10%。なお5月から価格改定を実施したオリーブオイルは含まれていない。