在日イタリア商工会議所(ICCJ)は6月7日、12回目となる「Japan Olive Oil Prize」(日本オリーブオイル大賞=JOOP)の授賞式を開催した。27か国から488品のエキストラバージンオリーブオイルがエントリーされ、22ブランドが各賞を受賞した。
国別最高賞はアルゼンチン、ブラジル、フランス、ギリシャ、イスラエル、イタリア、ヨルダン、ポルトガル、スペイン、チュニジア、トルコ、米国の12ブランドが受賞。フレーバーオイル部門ではガイアオリーバ(トルコ)の「タンジェリン」が1位に。高ポリフェノール賞にはアジェンダ・デ・ロベーティスの「キアロスクーロ」が輝いた。
ICCJのダヴィデ・ファントーニ事務局長は「地中海地方に住む人にとってオリーブオイルは血と水に次ぐ大切なもの。このコンクール開催の目的は多くの人々に日本国内で高品質のエキストラバージンオリーブオイルに対する見識を深めていただきたいという思いから始まった。企画・運営にあたって大変なことも多かったが、11人の審査員の皆さんの多大なるご協力を得て開催できた」と話した。