5月8日は「#ぬか漬けの日」アイデアレシピ大募集優秀作にはプレゼントも
日増しに気温が上がり、初夏の気配も感じられるようになってきた。まもなく迎える大型連休が過ぎると、やってくるのが5月8日「ぬか漬けの日」だ。春夏の野菜が食べごろを迎え、ぬか漬けづくりが本格スタートする5月。そして、野菜を漬け込むぬか床や漬物と縁の深い「米」の下半分から「八」を取ったのがその由来。ぬか漬けの普及に取り組む日本いりぬか工業会が2015年に制定した。
ぬか漬けの歴史を紐解けば、古くは奈良時代までさかのぼる。当時はまだ今のように米ぬかは使わず、臼で挽いた豆類や雑穀に野菜を漬けていた。この「須須保利(すずほり)」と呼ばれた漬物が、ぬか漬けの起源とされる。今のようなぬか漬けが作られるようになったのは、江戸時代に入ってから。精米技術が発達したことで、玄米から分離された米ぬかが、雑穀などに代わって使用されるようになった。ぬかに含まれるビタミンB1をはじめとした豊富な栄養が加わるともに、乳酸菌や酵母の働きによる発酵で生まれるうまみと香りが、野菜のおいしさを引き出す。日本の食卓に彩りを添える、名わき役として定着した。
えっ、こんな食材もぬか漬けに!?
ただかつては多くの家庭で手作りされていたぬか漬けも、今では「作るもの」から「買うもの」へと変化。日々の食卓では、あまりなじみのない消費者も増えてきた。
ぬか床を熟成させたり、毎日手入れをしたり――といった手間のかかるイメージから「ぬか漬けづくりはハードルが高そう…」と、興味はあっても始める機会のない方も多いのではないだろうか。
だがメーカー各社からは「ふたを開けて野菜を漬けるだけ」で始められる、手軽な初心者向けキットも各種発売されている。気になる方は、近所のスーパーなどでぜひ探してみていただきたい。
コロナ禍を契機に「おうち時間」が増えたこの数年、自宅で趣味としてぬか漬けづくりを始める人が増加。これまでなじみの薄かった中高年男性の間でも、DIYのような感覚で楽しまれるケースが広がっている。またペットのような感覚で「マイぬか床」を育てたり、「ぬかとも」同士でレシピ情報を交換をし合ったり…といった人たちも。
漬ける食材も、きゅうりやなすといった一般的な野菜にとどまらず、トマトやアボカド、ズッキーニ、さらにはチーズや豆腐、ゆで卵…などなど、これまでの発想にとらわれないアイデアによるバラエティー化が進む。
Xキャンペーン実施中!! 締め切りは5月末日まで!!
日本いりぬか工業会では、そんな自由な発想のぬか漬けレシピを大募集中だ。
食品新聞のXアカウント(@shokuhinet)をフォローして、ハッシュタグ「#ぬか漬けの日」とともにオリジナルぬか漬けの写真と簡単なコメントを投稿。優秀作に選ばれた11名様に、各社のおすすめ商品(写真)をプレゼントする。応募は5月末日まで。
思い思いのアイデアで広がる、カジュアルなぬか漬けづくりの世界。このチャンスに、あなたも始めてみてはいかがだろうか。
優秀作は工業会加盟の各社が選定。食品新聞サイトで結果発表後、各社が独自に選んだ自社商品を発送する。
5月8日は「#ぬか漬けの日」アイデアレシピ大募集!!
Xアカウント(@shokuhinet)をフォロー。ハッシュタグ「#ぬか漬けの日」でオリジナルぬか漬けの写真とコメントを投稿してください!11名様におすすめ商品をプレゼントします。5月15日締切 #レシピ #ぬか漬https://t.co/aK6XpKqznz pic.twitter.com/pUtM6aDo9L
— 食品新聞 (@shokuhinet) April 18, 2024