特集:2019 新年特集号
【1月1日付】
食品産業センター・村上秀德理事長に聞く (2面)
今年の重大新潮流 (3~10面)
新春トップインタビュー (12~28面)
業界リーダーアンケート (31~46面)
年頭に思う (28、29、47~50面)
2月11日は「初午いなりの日」 東京ソラマチでプレイベント
みすずコーポレーションは2月11日の「初午いなりの日」をPRするため、前日の10日に東京ソラマチ ソラマチひろばで「初午いなりの日」記念プレイベントを開催した。
乾燥おから 食物繊維の習慣化を いつもの料理に混ぜるだけ
近年、ダイエット報道で豆腐製造の副産物であるおからが度々スポットを浴びるが、そのおからの特徴が食物繊維であることはまだまだ知られていない。大豆が原料のおからは、便のかさとして必要な水溶性食物繊維を豊富に含んでいる。
UCC 創業85周年の節目に新提案 群馬工場最新ラインで小型PET注力
神戸の地で創業し今年で85周年の節目を迎えるUCCグループ。69年に現在の「UCCミルクコーヒー」、94年にレギュラーコーヒーを100%使用した「UCC BLACK無糖」を発売するなど、常に新しいコーヒーの提案を行ってきた。
家庭用嗜好品 価値多様化の局面へ
コーヒー、紅茶、ココアなどのアルコール飲料を除く嗜好品市場の昨年を総括すると、一部で伸長したサブカテゴリーはあったものの、総じて踊り場の年となった。
干し沢庵 GABAの健康価値 ヒト試験で血圧低下作用
近年、血圧上昇を促す要因の一つとして漬物の塩分が指摘されているが、宮崎県産の干し沢庵は、冷蔵保存での製法に切り替えたことで塩分が約3%に抑えられている。むしろ、血圧降下作用などが認められている機能性成分のGABAの量は、天日乾燥中に2週間で約7倍増加することが分かっている。
注目集める機能性素材 ガイドライン改正も期待
高齢化社会の進捗でますますセルフケアの重要性が高まり、食品業界では、食に機能性を求める傾向が強まっている。まもなく施行されて3年目となる機能性表示食品制度がその潮流をさらに強め、現在に至っている。
栄養ビタミン飲料 ゼリー飲料へと裾野拡大 健康意識高まり堅調
栄養ドリンクについて明確な定義がない中、同市場をビタミンなど栄養成分が入った食品系の飲料、滋養強壮や肉体疲労時の飲用をうたった指定医薬部外品に大別してみると、食品系の飲料は堅調に推移している一方、指定医薬部外品は依然としてダウントレンドにある。
塩版 錯綜する東北塩市場
東北塩市場は国内塩が2割程度で、それ以外は輸入塩という輸入塩偏重型のマーケットを形成し、トータルで20万t以上の規模を有している。塩量とすれば全国有数の需要を抱えるが、道路用主体なだけに、自ずとそれだけ厳しい競争にならざるを得ない。そこへ近年は新規参入が相次ぎ、一段と殺伐とした風景を醸し出している。
日清フーズ 家庭用新製品 ボトルタイプの第5弾
日清フーズは今春の家庭用新製品として、常温44品(うちリニューアル27品)、冷食16品(同13品)を投入する。常温製品は今月20日から、冷凍食品は3月1日から全国発売する。
中部版 おせち・年末商戦結果
17年度のおせち・年末商戦は概ね堅調な結果となった。このうち、重詰市場はここ3年ほど横ばいで推移。半面、販売チャネルが多様化し、競合が激化している模様。一方、佃煮おせち(単品)は栗きんとん、黒豆、昆布巻の主力商品に集約され、これらの売れ行きは順調。
レトルトカレー 価値訴求で需要創出 18年度も拡大基調維持
レトルトカレーが順調な動きを見せている。家庭用市場(4~3月)は2015年度、16年度と拡大。17年度も4~12月の累計で前年同期比3%程度の伸長で推移している。2月、3月の動向によるものの、3年連続の成長で着地する可能性が高まっている。
日本製粉 18年春夏家庭用製品 多様化するニーズに新提案
日本製粉は春夏の家庭用製品を発表した。グローサリーは24品(うちリニューアル5品)、冷凍食品26品(同8品)。出荷開始日はグロサリーが2月20日から、冷凍食品は3月1日から。健康食品3品は4月3日。
次の50年へ、さらなる安全追求 “認証品質”アップに尽力
日本ガス機器検査協会(略称=JIA、TEL03―5570―5981)は、1967年にガス機器の安全を検査する第三者機関として発足した。ガス機器や給水装置などの「製品認証」に基づく工場での生産管理や品質管理体制の安全性を確認するノウハウをベースに、93年にはISO認証部門であるJIA―QAセンターを設立。
絶好調「麻婆豆腐」 過去最強の勢い続く
中華合わせ調味料市場で最大カテゴリーの麻婆豆腐が絶好調だ。トップシェアの丸美屋食品は前12月期で麻婆豆腐シリーズが4%増と過去最高を更新。
食材に合わせ最適な充填機を 日々のメンテナンスが重要
充填機を選ぶ時のポイントは、どんな充填物を充填したいのか、その充填物をどんな容器にどのくらい充填したいのか、それを一日に何個生産したいのかなどを総合的に考慮した上で選ぶ必要がある。
乾麺商戦始まる 市場は下げ止まりムード
2017年1~11月累計の乾麺類生産量は、前年比0.3%増の17万600t(食品需給センター調べ)。年間では前年並みの18万t台に達する見込みだ。生産量は長らく20万t以上を維持してきたが、15年19万5千105t、16年は18万5千724tまで落ち込んだ。
ヤマサ醤油「醤」シリーズ第3弾 煮魚用「煮つけだれ」も
ヤマサ醤油は2018年春の新商品を22日から全国で発売する。業務用商品では、好調な動きを見せる「醤(ジャン)」シリーズに「玉ねぎPEPPER醤(ペッパージャン)」を追加。
おせち商戦結果 主力品健闘もトータル前年割れ 佃煮はアイテム集約化が加速
昨年末の佃煮おせち(単品)は前年を下回った。おせちの形式化やアイテムの集約化、人手不足による影響も随所に見られ、例年以上に盛り上がりに欠けた商戦となった。
マックスバリュ西日本 セルフスキャン導入 今秋めどに100店へ
マックスバリュ西日本は1月24日から、「MV宮西店」(兵庫県姫路市)にセルフスキャンシステム「マイピ」を導入している。「マイピ」とは、イオン、マックスバリュ西日本、オムロンソーシアルソリューションズ、寺岡精工の4社が共同で開発した店舗で貸し出す専用端末。