8.1 C
Tokyo
8.9 C
Osaka
2026 / 01 / 12 月曜日
ログイン
English
流通・飲食小売JR東海リテイリング・プラス 統合効果追求の1年に 店舗最適配置や商品力強化を推進

JR東海リテイリング・プラス 統合効果追求の1年に 店舗最適配置や商品力強化を推進

JR東海リテイリング・プラスは24年度、合併効果の追求に力を注ぐ。

同社は23年10月に東海キヨスクとJR東海パッセンジャーズ(CP)が合併。新生スタートを切ったが、コロナ禍の収束に伴う東海道新幹線の輸送量増加を追い風に売上が急回復。24年3月期は早くも当面目標に据えた1千億円超えを果たした。4月17日に開かれた同社の営業説明会で加藤公一社長は、「重複部門の整理やコスト・経費削減など内向きの話ではなく、前向きな攻めの施策」として要点を説明。取引先メーカーなど招待者に協力を呼びかけた。

加藤社長によると、24年度は「ワンストップ店舗」「FC(フランチャイズビジネス)による駅ソトへの出店」「店舗の業態転換」「競合店とのMD上の差別化」の四つを重点テーマに、個店営業力の強化や店舗の最適配置を推し進める。

「ワンストップ店舗」では、自社競合状態にある旧キヨスク店舗と旧CP店舗を一つにまとめ、売れ筋商品への集約と取扱商品の拡充を行うことで、旧2店舗の合算よりも高い売上効果の実現を目指す。すでに数店舗を手掛けているが、新幹線輸送量が18年度比7割程度の回復時でもワンストップ店舗は旧2店舗の合算を上回る売上を記録。「いかにマーケットを無視した商売をしていたかということ。2社が合併したことで制約なく改造していける」(同)。

「FCによる駅ソトへの出店」については、駅ナカが飽和状態となっているなか、新たな収益の創出を狙いに外食FCジーとして駅ソトに活路を広げようというもの。当面は「Soup Stock Tokyo」での展開拡大を進めるが、新たなFC加盟も模索中で具体的物件を詰めている状況だ。

「店舗の業態転換」は、駅ナカにおける人流や利用者ニーズにマッチした店舗の再配置が主眼。立地を見定め、物販⇋飲食の業態転換を進める。「今年度下期にはお披露目できるかと思う」(同)。「競合店とのMD上の差別化」に関しては、鉄道系ならではの強みを生かしたオリジナル商品や限定商品の強化、販促・イベントなどを積極展開する。

「昨年度は、他のJR系駅ナカ事業者と連携して販売したおまけカード付菓子『鉄道チップス』が好評だった。このような提案をぜひともしていただき、WINWINの関係を構築していきたい」と語った。

関連記事

インタビュー特集

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。