8.2 C
Tokyo
8 C
Osaka
2026 / 02 / 04 水曜日
ログイン
English
加工食品冷凍食品「ギョーザ」 フライパンへの貼り付き改善 誰でもきれいに焼ける感動体験を 味の素冷凍食品

「ギョーザ」 フライパンへの貼り付き改善 誰でもきれいに焼ける感動体験を 味の素冷凍食品

味の素冷凍食品は主力の「ギョーザ」をフライパンに貼り付きにくく改良し、2月11日から全国発売する。誰でも失敗なく、焼いた時の達成感や感動を体感してもらうことが狙い。今後も“永久改良”を通してさらなる品質向上を目指す。

寺本博之社長は1月31日の発表会で「冷凍餃子がもつ本質的な価値を改めて伝えていくことがメーカーとしての使命」と語る。冷凍食品市場については「冷凍餃子は大きく伸びていて新規参入もありにぎやかだ」としたうえで、懸念点に「冷凍餃子が持つ価値が、価格を重視する傾向に若干寄っている」ことを挙げた。続けて「冷凍餃子が本来もつ価値は、調理時間を短縮することで(子どもと過ごすなどの)時間が増えたり、フライパン調理のひと手間で多くの人が達成感や感動から笑顔になれること」と説明。

改良後の「ギョーザ」(味の素冷凍食品)
改良後の「ギョーザ」(味の素冷凍食品)

フライパンに貼り付いてしまう要因としては、羽根の素となるでんぷんやタンパク質が、使い込むなどして傷ついたフライパンの鉄と結合することが挙げられる。今回、羽根の素の配合を見直すことで剥離性を改善し、より多くの人が焼き上がりの感動を体感できるようにした。

マーケティング本部国内統括事業部製品戦略部リテールグループの駒木根理花氏によれば、今回の改良は「ギョーザ」12個すべてがフライパンに貼り付いてしまったというX(旧Twitter)での声をきっかけに急遽進められた。原因調査のためXを通じてフライパンの回収を実施したところ、想定を超える3千520本が集まった。

貼りつきが課題となったフライパン
貼りつきが課題となったフライパン

今回検証の対象となった509本のうち、1割は12個すべて、5割は1~2個の「ギョーザ」が貼り付く結果となった。12個すべて貼り付いたフライパンで改良後の「ギョーザ」を焼くと、3割近くがすべて綺麗に剥がれた。発表会当日は参加者らが改良品の剥がれやすさを体験した。

駒木根氏は改良を通して「まだまだ誰でも簡単に焼けるというのが完全にはできていないと実感した。より簡単に、失敗なく食卓で感動体験をしてほしい」とし、今後も消費者の声を参考に改良を続ける。

同グループ長の多田裕之介氏は「家族の健康を気遣う、自分の時間が欲しい、内食のレパートリーが少ないなど様々なニーズがあるなか、マンネリ解決策としても冷食が存在感を発揮している。無理なく賢く調理したい人々の心に寄り添いたい」と語った。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。