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鏡餅 生産ピークに サトウ食品が出発式 受注締め日に理解進む

近づく年の瀬。一年を締めくくる鏡餅商戦を前に、生産が最盛期を迎えている。

サトウ食品新発田工場(新潟県)では11月8日、恒例の「鏡餅出発式」を開催。商戦の成功を願う神事に続いて、今シーズン初出荷となる製品がトラックで出発した。

鏡餅は例年、過剰生産による廃棄ロスの多発が課題となってきた。業界では今年から10月末を受注期限とすることで、生産数量を明確化。計画的な生産に取り組み、ロスの発生を抑える。流通からの追加注文への対応が生産現場の人手不足で限界に達しており、年末の配送ドライバー手配も難しくなってきていることから、原則として11月以降の注文は受け付けない。

佐藤元社長(サトウ食品)
佐藤元社長(サトウ食品)

同社社長の佐藤元氏によれば、受注締め日の設定に関しては大半の得意先から理解が得られたといい、「思ったより大きな混乱もなく、無難に終えた。ご理解いただけたことに感謝する」と安堵の表情を浮かべる。「値引きせずに売り切ることができれば、小売店にとってもわれわれにとっても良いこと。物流の2024年問題を考えても『今年やっておいて良かった』となることを期待している」。

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