味の素グループは春季新製品説明会を開催し、味の素AGFのコンシューマービジネス部の坂本今日子氏は、3月1日から発売した「冷たい牛乳で飲むブレンディスティック クリーミーアイスシリーズ」を説明した。
それによると2022年春夏のスティック市場は前年に対して外出増などの要因もあり、減少傾向だったが、コロナ前と比べての需要増傾向が続いており、単価を維持しながら伸長していると言う。そこで同社は、「ブレンディスティック クリーミーアイスシリーズ」各種を季節限定で新発売。このうち「クリーミーアイスカフェオレ」は夏場に楽しめる満足感のある「クリーミー&スイート」な飲料として再登場し、家庭では味わえない唯一無二の味わいとしてリニューアル発売。リニューアルのポイントは、ミルクのコクと素材のバランスを訴求しクリーミーな冷たい牛乳で飲むという伝わりやすいネーミングを採用したこと。「クリーミーアイスキャラメルオレ」は甘くて濃厚なアイスドリンクを象徴する人気のキャラメルフレーバーとして新登場。スティックならではの香ばしく濃厚な味わいを詰め込んだ。
同部の宇田和紗氏は、3月1日からリニューアル発売した「ブレンディカフェラトリー」の芳醇ティーシリーズと、新発売の「芳醇マスカット&グレープティー」および「芳醇ストロベリーティー」について説明した。
それによるとフレーバーティー市場は、コロナ禍でも継続伸長しており、高まるリラックスニーズを受け、香りや特別な味わいが評価されて好調。そこで同シリーズに独自のフレッシュフルーツアロマ技術を適応させ、「まるで本物のフルーツ」のような味わいを訴求。香り・味わいが好評なフルーツティーを装いも新たに新登場した。特許を取得しているフレッシュフルーツアロマ技術は、フレッシュでふわっと広がる豊かな香りと果実感を実現。自分ではなかなか作ることが難しい本格的なフルーツティーを手軽に楽しめる。
「芳醇マスカット&グレープティー」は、みずみずしいマスカットとジューシーな甘さのグレープを使用し、2種の果実の贅沢な味わいに仕上げたフルーツティー。「芳醇ストロベリーティー」は国産とちおとめを使用し、果実感たっぷりのやさしい甘さと程よい酸味のバランスにこだわったフルーツティー。プロモーションでは、「ブレンディカフェラトリー」スティック芳醇ティーシリーズの飲み方を提案。具体的には生活者投稿から着想を得た「冷凍フルーツ×芳醇ティー」の簡単ひんやりレシピを提案。見た目にも楽しい飲み方提案を通して水に溶けるスティックの夏場需要を喚起する。