サントリー東海・北陸営業本部 「地域密着で挑戦」新任の津田本部長

サントリーは10日、名古屋観光ホテルで東海・北陸営業本部の事業活動方針説明会を実施。鳥井信宏社長、ビールカンパニーの西田栄一郎社長、津田麻子東海・北陸営業本部長が出席し、前年の実績と今年の方針について話した。

ビールカンパニーでは、22年ビール類が約5千490万ケース(前年比105%)、市場推定の前年比102%を超え好調。特に、今年発売20年を迎えるザ・プレミアムモルツブランドが前年比119%、パーフェクトサントリービールが前年比154%と伸長し、業務用も前年比148%と飲食店の回復がビール販売に影響した。

今年はザ・プレミアムモルツをリニューアル。販売計画では「ザ・プレミアムモルツ」「パーフェクトサントリービール」で前年比121%を見込む。

東海・北陸営業本部では、酒類の販売実績が前年比105%。ウイスキー類110%、RTD105%、ノンアルコール105%、ビール類104%。

今年1月に東海・北陸営業本部長に就任した津田氏は「今年は市場環境の変化をチャンスと捉え、地域密着した活動で需要創造に挑戦していく」と話し、さらに「3年前まで静岡の支社に勤めており、東海・北陸エリアには愛着がある。地元の食材との食べ合わせ、飲み合わせを提案しながら、市場活性化に取り組んでいきたい」と話している。