7.8 C
Tokyo
5.9 C
Osaka
2025 / 11 / 19 水曜日
English
食肉食肉加工品食肉加工品の輸出拡大へ ハム・ソー組合関西支部が年頭会
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

食肉加工品の輸出拡大へ ハム・ソー組合関西支部が年頭会

日本ハム・ソーセージ工業協同組合関西支部は1月24日、「新春年頭会議」を開催し、会員など46人が参集した。

冒頭、畑佳秀支部長(日本ハム社長)は「われわれの業界も価格転嫁は進みつつあるが、ほかの食品と比べて十分でないと認識している。価値をしっかり付加し、適正な価格転嫁を実行しなければ業界の存続・成長発展には困難な状況になると感じている」とし、SDGs関連やその他の取り組みでは「昨年は業界全体でウインナーの包装資材削減に取り組み、プラスチック使用量削減につながった。引き続きCO2排出の削減をはじめ、アニマルウェルフェア、人口減、賃金引き上げ、物流24年問題など、山積する課題に一致団結して取り組んでいきたい」とした。

そのほか強化していく輸出事業に関して、21年2月に設立された「日本畜産物輸出促進協議会食肉加工品輸出部会」の取り組みに関連し「オール日本で食肉加工品輸出拡大にしっかり取り組んでいきたい」と抱負を語った。

その後、日本ハム・ソーセージ工業協同組合の強谷雅彦専務理事からは輸出拡大に向けた食肉加工品輸出部会の取り組みの説明のほか、輸出促進のパンフレットが近日発刊する旨が話された。会議終了後は懇親会も開催された。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点