8.2 C
Tokyo
7 C
Osaka
2025 / 12 / 04 木曜日
ログイン
English
逆光線(コラム)関西食品界始動
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

関西食品界始動

一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にありという。個人的には毎年初日の出の時間帯から氏神様などを詣でる。十数年続けている。

▼関西食品界は1月5日の「大阪食品業界新春名刺交換会」から本格的に23年の活動が始まる。こちらは54回目。半世紀以上に及ぶ仕事始めの関西恒例行事だ。ただ、コロナ禍ではやむなく中止となり3年ぶりの開催となった。

▼主催者を代表してあいさつした岡本均日本加工食品卸協会近畿支部長(伊藤忠食品社長)は、さまざまな外部環境の影響を大きく受ける厳しい状況下における大事なこととして「これまでの経験や知識などよりも、環境に左右されない経営理念やビジョンをベースにした変化対応力・決断力を優先すべき」と各位に訴えた。変化対応の重要性といつなんどきも「よすが」となる企業活動の根本である理念の大切さを示したのだと思う。

▼同会は、中締めの時間になってもほとんど人が減らず、あいさつ者が少し驚きを見せたほど。会場の随所で積極的な交流が見られ、ウイズコロナ時代の本当の幕開けを感じさせた。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点