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加工食品健康・機能性食品日本初、スプラウトで機能性表示 ALT値の改善に期待 サラダコスモ
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

日本初、スプラウトで機能性表示 ALT値の改善に期待 サラダコスモ

サラダコスモ(岐阜県、中田智洋社長)は、機能性表示食品として受理された「ブロッコリースルフォラファンスプラウト」「ケールスルフォラファンスプラウト」を6月5日から、全国で発売する。野菜では初のスルフォラファングルコシノレートを機能性関与成分とする機能性表示食品で、2商品を今年1月に消費者庁に届出し、3月に受理されていた。

同社では、これまでに「大豆イソフラボン子大豆もやし」(15年9月)、「GABA子大豆もやし」(19年6月)を機能性表示食品として発売しているが、スプラウトシリーズでの機能性表示食品はこの2商品が初めて。

「スルフォラファングルコシノレート」はブロッコリーなどの野菜に含まれる植物由来の成分で健康番組などで取り上げられている注目の成分。高めの血中肝機能酵素(ALT)値を低下させることが報告されている。同社ではブロッコリーとケールに同成分が多く含まれていることに着目し新芽状態のスプラウトの栽培技術を生かして商品開発を進めてきた。

新商品の「ブロッコリースルフォラファンスプラウト」は30gパックと70gパックの2種。「ケールスルフォラファン」は30gパックを販売する。

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