4.1 C
Tokyo
-0.1 C
Osaka
2026 / 01 / 15 木曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料森永製菓、濃縮ココアを進化させた「割るだけココア」発売  より溶けやすい品質に改良しパッケージも刷新

森永製菓、濃縮ココアを進化させた「割るだけココア」発売  より溶けやすい品質に改良しパッケージも刷新

 森永製菓は上期(3月期)好調に推移したココアの勢いを加速させるべく、今期に打ち出した施策を継続していくとともに、ココア市場のさらなる拡大を目指し、次世代ユーザーや新規ユーザーの獲得に向けて 「割るだけココア」を8月19日から発売している。

 同商品は、溶けやすい液体タイプの濃縮ココア。昨年8月に発売開始した前身商品「ココアオレベース」に磨きをかけたものとなる。

 取材に応じた営業本部営業部食品営業グループ課長の茨野(ばらの)登氏は「より品質特徴が伝わりやすいパッケージに刷新したとともに、中身に関しても、品質満足度を高めるために、味わいも大切にしながら、溶けやすく進化させた」と胸を張る。

 ターゲットは、簡便志向の高い若年層や粉末ココア非購入層、作るのが面倒でココアを飲むのをやめてしまった離反層を想定する。

 営業活動は、主にスーパー・量販店のココア棚で「ミルクココア」とともに並べていく活動を展開。牛乳売場などへの露出も提案していく。新販路としては一部コンビニにも導入された。

営業本部営業部食品営業グループ課長の茨野(ばらの)登氏
営業本部営業部食品営業グループ課長の茨野(ばらの)登氏

 主要商品については、9月1日から全体で約2~21%の上昇幅で価格改定を実施したことから、消費減退を回避すべく、今期の施策に磨きをかけて需要を喚起する。

 今期の施策は主に以下の3つ。

 ――「ミルクココア」の飲用シーン拡大。
 ――二季化(春と秋が短くなり夏と冬が長くなる気候変化)への対応。
 ――ココアの健康価値向上。

 今回の「割るだけココア」は二季化にも対応した商品と位置付けられる。

 「ミルクココア」の飲用シーン拡大施策としては、国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」とコラボレーションした特別アニメーションのWEB-CMを10月20日から公開している。

国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」とコラボレーションした特別アニメーションのWEB-CM
国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」とコラボレーションした特別アニメーションのWEB-CM

 「『ミルクココア』の主要購買層は30代から40代のファミリー層。30・40代の親世代にも馴染みのあるキャラクターとタイアップすることで親子時間が生まれるようにしていきたい。SNSのキャンペーンやマストバイキャンペーン、キャラクターグッズのベタ付けなど多彩な施策を用意している」と力を込める。

 ココアの健康価値向上施策としては、主に健康意識の高い女性に向けて、春先に好評を博した「純ココア」と「カカオの力」のWEBCMを継続して投下していく。

 「純ココア」では木寺響さんを起用して、朝の新習慣としてヨーグルトと合わせた食べ方提案など、朝にぴったりなお手軽レシピ提案を通して、カカオ由来のポリフェノールと天然の食物繊維をおいしく、手軽に摂取できることを引き続き訴求していく。

 一方、「カカオの力」では、人気インフルエンサーのあいりさんを起用したWEB動画広告で「カカオの力」の品質特徴を分かりやすく伝えていく。

 市場見通しについては「市場規模は現在130億円と推定される。2000年代前半のピーク時に200億円あった市場は約20年かけてゆるやかに減少し、昨年から上昇基調にある。ピーク時を考えると、まだまだ伸び代がある」との見方を示す。

関連記事

インタビュー特集

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。