食肉食肉加工品伊藤ハム米久HD 業務用強化で全体の底上げへ 知名度高いブランド活用
カナエ モノマテリアルパッケージ

伊藤ハム米久HD 業務用強化で全体の底上げへ 知名度高いブランド活用

 伊藤ハム米久ホールディングスは、伊藤ハム、米久両ブランドで業務用商品を底上げし、業務用全体のボリュームアップを図る。

 このほど、業務用新商品発表会を都内で開催。伊藤ハムは家庭用で知名度の高い「グランドアルトバイエルン」(GAB)シリーズを拡充する他、ミートデリカ向けに既存のおつまみ向け商品を再編し、新たに「肉つまみ」シリーズとし、米久はスーパーで好調に推移する惣菜半調理品などを強化していく。

 同社は業務用新商品の考え方として、「ブランド商品の拡充」「食変化への対応」「付加価値の提供」「新領域」の4つのキーワードで商品を開発し、業務用市場の得意先のメニューや商品に、メニューの差別化、客単価増、現場の人手不足解消などを提案する。

 伊藤ハムは、GABシリーズで新商品3品を追加し、全14品に拡充。ロースハム・ベーコン市場でブランド売上1位の「朝のフレッシュ」シリーズでは、「三元豚」を使用したべーコンとロースハムのスライスを新発売することで、メニューで「朝のフレッシュ」と「三元豚」を訴求できるなど、差別化と単価増を提案する。

 「肉つまみ」シリーズは、既存の精肉売場向けの売れ筋1位商品の「タン塩キットシリーズ」と「おつまみ鶏シリーズ」などから、特におつまみ需要が高い商品を「肉つまみ」シリーズとして19品投入した。今までの各商品による個の訴求から「肉つまみ」シリーズの面の展開により、ミートデリカ市場を活性化させる。

 その他、ハンバーグでは、同社の業務商品で最大の盤面サイズとなる「焼目入り大判ハンバーグ720g」や、肉厚の「焼き目入り肉厚ハンバーグ780g」を新発売し、見栄えを重視したメニューに対応。冷凍の「FROZEN PRO」は点心からおつまみ、スナックなど27品に拡充し、新領域として輸出事業にも対応する。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。