8.9 C
Tokyo
8.7 C
Osaka
2025 / 12 / 05 金曜日
ログイン
English
加工食品チルド名城食品 本社増築、快適空間が出現 福利厚生・プレゼン設備など充実

名城食品 本社増築、快適空間が出現 福利厚生・プレゼン設備など充実

愛知県に本社を置くチルド麺メーカーの名城食品は、かねてより進めていた本社事務所の増築工事が完了し、3月にオープンした。

館内は木の温かみを感じさせるスタイリッシュな空間で、カフェ風のおしゃれな休憩室、全国の幹部社員が集える会議室、リラクゼーションを目的とした女性専用の休憩室、プレゼンテーション用の広々とした調理スペースなどを備える。

福利厚生を充実させる一環。本社内には事務・営業などの各部門に加え、併設の名古屋工場が稼働する。スタッフが勤務の合い間にリラックスしたり、社員同士のコミュニケーションを深めたり、働きがいを感じてもらえるような施設を目指した。

施設内部の廊下から眺める様子は高級ホテルさながらの雰囲気だ。天井、壁、床のデザイン、テーブルや椅子、ソファなど調度品の色使い、さらに絵画や観葉植物に至るまで、洗練されたこだわりが感じられる。

共用の休憩スペースはカフェ風の内装とした。コーヒーマシン、マッサージチェアを備え、正面奥のガラス壁には同社キャラクター「焼ソバ田むし男」を大きくあしらった。

スタイリッシュな空間
スタイリッシュな空間

カンファレンスルームは2つ用意。両方を一体にすると幹部社員(課長以上)全員が一堂に会せるサイズで、従来は外部施設をレンタルしていた全社的な会議を本社内で行えるようになった。

新施設には従来に比べ大幅に拡張した調理スペースを備え、「Kitchen Lab(キッチン・ラボ)」と命名。主に得意先向けのプレゼンテーション等で活用する。カンファレンスルームと隣接しており、大人数を招いてのスムーズな試食の提供も可能となった。

女性の働きやすさに配慮したこともポイントだ。「Cinderella Room(シンデレラ・ルーム)」と名付けた女性専用の休憩室ではハンギングチェアやマッサージチェア等が利用可能。女性トイレには清潔感あるパウダールームを設置し快適性を高めた。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。