適正飲酒を伝えるサントリーの活動「ドリンクスマイル」の受講者が、今年1月から4月までで1万1000人に達した。企業や自治体、大学などで実施し、年間で3万人を見込む。
このほど、サントリー本社ビル(大阪市)に報道関係者を集め、実際のセミナーと同じ内容で実施。酒類の歴史や価値を映像で伝えるとともに、自身の体質を把握することや週2回の“休肝日”を設けることの大切さを強調した。また、神泡サーバーを使い、ザ・プレミアム・モルツをグラスに注ぐ実演も行った。
企業では、新入社員の研修プログラムに組み込まれることもあるという。ドリンクスマイルを担当する戦略本部の大橋勇仁氏は「飲酒する若者が減り、飲み会も少なくなっている。セミナーでお酒の価値を伝えるだけでなく、社内コミュニケーションの活性化にもつなげたい」と話した。
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