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飲料系飲料「サントリー天然水」無糖果実炭酸飲料を進化 果実を丸ごと搾った“丸搾り混濁果汁”の価値伝達強化

「サントリー天然水」無糖果実炭酸飲料を進化 果実を丸ごと搾った“丸搾り混濁果汁”の価値伝達強化

 サントリー食品インターナショナルは「サントリー天然水」シリーズの無糖果実炭酸飲料を進化させた。

 前身商品「サントリー天然水 FRUIT-SPARKグレフル&レモン」を「サントリー天然水 丸搾りSPARK無糖 グレープフルーツ」としてリニューアルし、新たに「同 レモン」をラインアップに加えて3月11日から発売している。

 リニューアルポイントについて、取材に応じた佐藤匡ブランドマーケティング本部課長は「『FRUIT-SPARK無糖』ついては一定数売れて芽はあると思っているが、この商品の無糖なのにしっかりとした果実感を楽しめる良さがパッと分かるように伝わっていないことが分かり、商品名を『丸搾りSPARK無糖』と改め果実を丸ごと搾った価値がパッと分かるようにした」と説明する。

 「丸搾りSPARK無糖」は、果実を丸ごと搾った“丸搾り混濁果汁”を使用。ピールのオイル分まで取り込み、複雑な果実の香りと味わいが楽しめるように仕立てられている。

 前身商品は、グレープフルーツとレモンの2種類の果汁が入った無糖の炭酸飲料であったのに対し、今回は単一の素材で複雑味を打ち出した。

 特に「丸搾りSPARK無糖レモン」については「酎ハイ市場なども念頭に間口(飲用層)の大きいレモンにトライした」と語る。

 有糖の炭酸飲料と無糖の炭酸水との間にある微糖やフレーバー炭酸市場については「有糖炭酸から無糖炭酸への架け橋になるような市場が本当に大きいのか慎重に見極めながら、身の丈に合った投資をしながら市場を作っていく必要がある」との見方を示す。

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