髙瀬物産は11月27日付で、茨城県水戸市に本社を構える食品調味料卸売業の興醸社(幡谷哲太郎代表)の全株式を取得し、グループ化した。
興醸社は、醤油醸造向けの原料資材供給を目的とし、昭和25年に創業した業務用総合食品卸。食品メーカーや外食産業向けの調味料などに強みを持つ。「今後の事業展開において相互の展望が大いに一致した」とし、髙瀬物産が展開する外食産業向けの業務用食品卸売業と、興醸社の顧客網や品揃えを掛け合わせることでさらなる発展につなげる。
なお、興醸社の業務内容については従来と変更はなく、髙瀬物産の髙瀬知康社長が代表取締役会長に就任した。興醸社の新役員体制は次の通り。
▽代表取締役会長 髙瀬知康(髙瀬物産代表取締役社長)
▽代表取締役社長 幡谷哲太郎(現任)
▽取締役 石井和彦(現任)、糟谷充彦(髙瀬物産執行役員総務本部長)、安孫子剛(髙瀬物産総務本部経理部長)