「まるでバリスタミッキーがコーヒーを淹れてくれるかのような気分」 限定デザインの「ネスカフェ ドルチェ グスト」が登場

 ネスレ日本は、「バリスタミッキー」デザインの「ネスカフェ ドルチェ グスト」関連商品によって、新規ユーザーの獲得や既存ユーザーの飲用杯数増加、ライフスタイルの変化や引っ越しによって休眠層となってしまったユーザーの利用再開を狙う。

 10月16日、取材に応じたネスレ日本の飲料事業本部シニアマーケティングスペシャリストの山敷千織氏は「キャラクターのファンの方やコーヒー好きの新規ユーザーと、既存の休眠ユーザーへのアプローチを強化する」と意欲をのぞかせる。

 同社は10月17日に、コーヒーメーカーと「バリスタミッキー」限定デザインのカフェタイムグッズがセットになった「ネスカフェ ドルチェ グスト GENIO S TOUCH(ジェニオ エス タッチ)<バリスタミッキー> カフェ体験セット(以下、カフェ体験セット)」を発売開始する。

 併せて、既存の「ネスカフェ ドルチェ グスト<バリスタミッキー>バラエティカプセルセット(14杯分・40杯分)(以下、バラエティカプセルセット)」も訴求する。

左からネスレ日本の高橋柚衣氏、山敷千織氏 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
左からネスレ日本の高橋柚衣氏、山敷千織氏

 「バラエティカプセルセット」は、パッケージにも工夫を凝らした。

 ネスレ日本の飲料事業本部マーケティングスペシャリストの高橋柚衣氏は「14杯分、40杯分ともに、カプセルストッカーになるデザイン。カプセルを使い終わった後も、新しいカプセルを補充してお使いいただける」と語る。

 マシンを持たない新規ユーザーには「カフェ体験セット」を、既存ユーザーには「バラエティカプセルセット」を勧める。

 山敷氏は「コーヒーが盛り上がる季節に、改めて新商品のマシンやカプセルをご紹介することで、また飲んでみようと思っていただきたい」と期待を寄せる。

 「バリスタミッキー」のデザインを選定した理由について、山敷氏は「おうちをカフェにする体験をより楽しくするのがブランドの使命。ファンが多いキャラクターというだけでなく、まるでバリスタミッキーがコーヒーを淹れてくれるかのような気分が楽しめることから、よりワクワクするコーヒータイムになると考えた」と説明する。

 新商品の発売に合わせ、10月16日から27日にはZeroBase渋谷(東京都渋谷区)でイベントを実施している。
 イベントでは、「ネスカフェ ドルチェ グスト ジェニオ エス タッチ」を使用したカフェメニューの試飲や、ラテアート体験ができる。抽選で「カフェ体験セット」が当たる、来場者限定のSNS投稿キャンペーンも実施している。

 山敷氏は「新商品の発売をよりたくさんの方に知っていただきたいと考え、若年層を中心に人通りが多い渋谷でイベントを実施することに決めた。ブランド単体ではリーチが難しい若年の方々に対して、限定デザインをフックにアプローチする」と述べる。

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