加工食品菓子米菓の新しい食感を切り開いた「新潟の星」が拡大 ミニパック投入して売場を広げ認知度上昇中 越後製菓
カナエ モノマテリアルパッケージ

米菓の新しい食感を切り開いた「新潟の星」が拡大 ミニパック投入して売場を広げ認知度上昇中 越後製菓

 越後製菓が「ふんわり名人」に続く定番商品にすべく注力している米菓「新潟の星」の売場が拡大している。

 今春に従来の80gに加えて40gのミニパックを発売したところ、新たにコンビニに導入されたほか、スーパー・量販店・ドラッグストアのレジ横やエンド両側のサイドネット売場を獲得。売場拡大に伴い認知度も上昇している。

 「新潟の星」は、構想30年という歳月を経て2022年11月にテスト販売された。
 その後、店舗で様々なアンケート調査を実施するなどして消費者の声に耳を傾け、大きさや風味を見直し23年9月から「甘から」「青のりしょうゆ」の2品を発売している。

 2品の特徴について「形を少し大きくするなど磨きをかけて米菓の新しい食感を切り拓いたと自負している。最初は歯ごたえがあるのだが、口の中に入れるとほぼ噛まなくても溶けるのが特徴」と星野一郎会長は胸を張る。

 2品とも原料にこだわり、米は新潟県産米のみを使用している。「気持ちとしては、新潟ではなく新潟米(にいがたまい)の星だと位置づけている」と述べる。

 一番の訴求ポイントは、口どけのおいしさ。
 「後引く旨さと食べやすい大きさで、口の中に放り込みやすく、舌でつぶすだけでスッと溶けていく」と説明する。

 溶けやすさは「ふんわり名人」に次ぐ。「ふんわり名人」は口の中ですぐに溶け、「新潟の星」は口の中に入れて5秒くらいで溶けるという。

 星形の形状も特徴。

 大柿麻由営業本部係長は「かわいらしい見た目からSNSとの相性もよく、お客様の反応をダイレクトに感じている。今後も商品の認知拡大ならびに販売促進に注力していきたい」と意欲をのぞかせる。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。