アサヒ飲料は「十六茶」ブランドから美容ニーズに着目して新たにルイボスをブレンドした新商品「美的十六茶」を6月18日に季節限定発売して今年好スタートを切ったブランドの成長を加速させる。
同商品は「美と健康のブレンド茶」をコンセプトに、「十六茶」のブレンドによる複層的な香りとルイボスの香りが合わさっている点が特長。「十六茶」を構成する16素材の1つの柿の葉を上級グレードのルイボスに差し換え、人気素材のナツメを増量した。
味わいは、「十六茶」本体の香ばしい味わいにルイボスの特徴的な香りがバランスよく混ざっている設計となっている。
他の美容を訴求する無糖茶飲料とは一線を画する「美的十六茶」独自の強みとしては、「十六茶」ブランドの健康イメージが挙げられる。
5月20日、取材に応じた内田勝大マーケティング本部マーケティング二部無糖茶グループプロデューサーは「『十六茶』が元々持っている、16素材のチカラで心も体も健やかになれるという健康感が土台にある。そこに美素材を配合することで、より体の内側からきれいになれるというイメージを作っている点が強みとなっている」と説明する。
ナツメの増量は、消費者の声がヒントになったという。
「過去に実施した『十六茶』のイベントで、『十六茶』で使用されている素材を知り“ナツメが入っているんだ”と喜ぶ若年層の女性のお客様がとても多かった。インフルエンサーの方を集めたイベントでも、ナツメに対する反応がとても良かった」と語る。