12.6 C
Tokyo
9.9 C
Osaka
2025 / 11 / 03 月曜日
English
流通・飲食旭食品 前期売上2ケタ伸長 竹内社長「来期6千億円へ」
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

旭食品 前期売上2ケタ伸長 竹内社長「来期6千億円へ」

旭食品の竹内孝久社長は9日、大阪市で開かれた近畿旭友会で24年3月期の概況(速報値)を報告した。

連結の売上高は前年比110.3%の5千620億円、経常利益は74億円の増収増益。九州、中京、関東地区の売上がいずれも二ケタ伸長し、近畿や中四国も5~6%増加した。香川県の香西物産が連結対象に加わったことも寄与。「来期、6千億円の大台が見え始めた」(竹内社長)。

経常利益率は近畿、中四国が1%前後で、関東は1.5%を超えた。竹内社長は「標準化されたサプライチェーンがメーンのところは率が高いがわれわれは効率化一辺倒の経営はしない。中四国や近畿は地域に価値を持たせるための先行投資である」と説明。「CSR活動を通し新しい卸としての機能を発揮できるよう、どんどん種をまいている。CSRをCSVに変える」と強調した。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点