フルタ製菓直売所「ふるたす」2号店が4月26日、近鉄八尾駅前の「リノアス」(大阪府八尾市)地下1階にオープンした。
フルタ製菓が消費者と直に接する場を設けることでニーズをより的確に把握し商品開発などにつなげていくのが狙い。
2022年11月に出店した「ららぽーと堺」(大阪府堺市)にある「ふるたす」1号店での手応えを受けた動きでもある。
オープニングセレモニーで古田盛彦社長は「メーカーの直売所として、まずはいろいろな形でお客様から情報を直接いただくことを目的に開店させていただいた。消費者のお声や反省などを含めて商品づくりや会社の雰囲気づくりに活かしていきたい」と語る。
2号店は地下1階の中心部に位置する。12坪の広さに看板商品や新商品、「古田社長のはな〇そ」というユーモア―を交えた商品名の直売所専用商品が並ぶ。
オープン時期の目玉商品は「おかしの福袋」。これは2000円相当のお菓子を詰め合わせたもので、税込1080円で数量限定販売。23日のプレオープン初日には100袋が15分で完売したという。26日も盛況だった。
23日から25日のプレオープン期間、2号店全体としては目標の2倍の売上げを達成した。26日には、時を同じくして同フロアに「バロー リノアス八尾店」がオープンし、さらなる集客が予想される。
バローに面する通路側には、人目を引くように「カラフルエッグチョコ」と同商品のキャラクターグッズを陳列。
古田鶴彦会長はセレモニー冒頭、2号店開店にあたり感謝の意を表し「ぜひ一度足をお運びいただきたい」と呼びかける。
「ふるたす」を取り仕切る堂浦可奈子店長は「スタッフにも恵まれ2店舗目をオープンすることができた。どんどん『ふるたす』をつくっていきたい」と意欲をのぞかせる。