3.2 C
Tokyo
2.8 C
Osaka
2025 / 12 / 23 火曜日
ログイン
English
飲料系飲料「アーモンド・ブリーズ」カゴメが発売 米ブルーダイヤモンドと契約 9月から

「アーモンド・ブリーズ」カゴメが発売 米ブルーダイヤモンドと契約 9月から

カゴメは、このほどブルーダイヤモンドグロワーズ社(Blue Diamond Growers社)と、アーモンドミルクブランド「アーモンド・ブリーズ」の国内での製造・販売に関するライセンス契約を締結し、9月から製造・販売を開始すると発表した。

ブルーダイヤモンドグロワーズ(本社・米国カリフォルニア州)は世界最大のアーモンド加工販売企業で、約3千軒の契約農家からアーモンドを調達し、加工して世界に供給している。1910年に農業協同組合として設立されて以来、アーモンド産業の拡大を牽引している。

カゴメは「トマトの会社から野菜の会社に」を長期ビジョンとして掲げ、野菜のほか、大豆やアーモンドなどの植物性素材も成長領域として捉えており、大豆を活用したカレーやパスタソース、シリアルなどの市場浸透にも取り組んでいる。

今回のライセンス契約も、植物性素材を活用した商品の拡充による成長戦略の一環として位置付けており、ブルーダイヤモンドグロワーズ社の畑や契約農家を大切にする企業姿勢や、アーモンドの品質に対するこだわりを持っている点に関して考えが一致した。

今後は、カゴメの開発、マーケティング、営業などを生かし、「アーモンド・ブリーズ」のおいしさや健康価値、また同社および契約農家のアーモンドへの想いを多くの生活者に届けることで、日本のアーモンドミルク市場において新たな需要創造を目指す。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。