亀井通産 前期は増収増益 一層の発展誓う 「火の国会」で報告

熊本の有力食品卸・亀井通産は3月21日、熊本市で「第45回火の国会総会」(一部は総会、二部は懇親会の二部制)を開催し、会員企業150社以上が参集した。

令和5年度の収支決算・会計監査報告および令和6年度の事業計画・予算に続き、亀井通産の幹部社員の紹介が行われた。なお、一部で岡村由紀子火の国会会長(味の素九州支社長)、遠山靖亀井通産社長、二部で塗井明人火の国会副会長(ハウス食品福岡支店長)、亀井健留亀井通産副社長が大要次の通りあいさつした。

火の国会 岡村由紀子会長(味の素九州支社長)

熊本県全体の経済状況が活性化してきている中、亀井通産さまは地域のお客様に安心・安全に食を供給し続けるという使命を全うされており、2023年度実績は増収増益で着地。売上も200億円を突破したとお聞きしている。地域密着・信用第一を大切にした取り組みを実践していることで、着実な業績伸長につながっている。一方で一人ひとりのニーズが年々多様化してきており、新しい需要を生み出すための取り組みが大切になってくると感じている。亀井通産さまと火の国会会員各社さまが力を合わせることで、今後のエリアニーズの掘り起こしを進めていくための取り組みを推し進めていく。

遠山靖氏(亀井通産) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
遠山靖氏(亀井通産)

亀井通産 遠山靖社長

2023年度はお得意先メーカーさまからお受けしている価格改定について当社スタッフが一丸となって漏れのないようねばり強く交渉に取り組んでくれたことで、売上・利益ともに押し上げる形となり対前年比で増収増益となった。加えてふるさと納税の事業などをはじめ、ほとんどの部署で黒字化を達成するなど良い年となった。その一方で今年は「2024年問題」に伴う物流費高騰や賃上げなどといった人件費に関する諸問題に取り組んでいかなければならず、改めて気を引き締めていきたいと思う。

今期の業績予想はこれらの状況を勘案して減収減益を予想している。今年度も価格改定への対応をしっかりと行っていくとともに、新規事業の開拓を続けながら従前以上に利益の確保に努めていかなければならない。引き続き火の国会会員企業各社さまからのお力添えを頂戴したい。

火の国会 塗井明人副会長(ハウス食品福岡支店長)

熊本には豊富な地下水があり、熊本県民にとってかげがえのないもの。TSMCが進出する効果は極めて大きく熊本の経済状況を活性化させる側面がある半面、同社の工場が本格稼働することによって、年間310万tの地下水が汲み上げられるため、地下水が枯渇することが懸念されている。こういった問題も見据えながら少しでも亀井通産さまのご繁栄につながるよう火の国会会員企業が一丸となって同社を盛り立てていきたいと思う。

亀井通産 亀井健留副社長

TSMCの進出に伴い熊本県ではビジネス人口が増えてきており、当社亀井通産ではこの機会を逃さずに捉えながら、新しい事業にも積極的に取り組んでいく。その一事例として台湾圏への輸出事業にも進出する。さらに7月の秋冬提案会、9月には火の国会実務担当者会を行う予定となっている。引き続きより良い提案会を行っていくべく、皆さま方からのご協力をお願いしたい。

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