20.3 C
Tokyo
14.9 C
Osaka
2026 / 02 / 28 土曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料「匠のドリップコーヒー」が拡大 「価格以上の味わい」と高評価 2桁増で推移 片岡物産
KNOWLEDGE WORK 20260303

「匠のドリップコーヒー」が拡大 「価格以上の味わい」と高評価 2桁増で推移 片岡物産

 片岡物産の「匠のドリップコーヒー」が好調となり、今期(2月期)の出荷金額ベースで2桁増の着地を見込む。味わいの評価が高く配荷が拡大している。

 プレミアムと廉価のちょうど中間に位置する価格が、競合製品の少なさも相まって顧客の獲得につながっているとみられる。

 「廉価なものとプレミアムなものの中間層のドリップコーヒーが実は少なく、『モンカフェ』ともカニバらずに顧客を獲得している。ユーザーからは“価格以上の味わい”と高評価をいただいている」(片岡物産)という。

 特許取得のフィルターも購入の決め手となっている。

 カップにかけるフックを優しく引っ張るだけで、フィルターの口が開く「クイック オープン方式」を採用。一般的なドリップコーヒーと異なり、フィルターを切り取る手間がないという点も支持されている。

 2023年8月から発売しているスティックタイプのプレミックスコーヒー「匠のカフェオレ」への支持も徐々に広がりをみせているという。

 同商品は、コーヒーとミルクへのこだわりに加えて、砂糖のみによる甘さを追求したスティックコーヒー。
 多様化する甘さの選択肢の1つとして、砂糖以外の甘味料を不使用で設計されており、競合商品がひしめく中、スティックコーヒーを含むスティックミックス市場にある“自然な甘さ”を求める消費者ニーズに勝算を見込む。

 ラインアップは「濃厚ミルク」と「芳醇ビター」の2種で、いずれも6本入り。

 「濃厚ミルク」には砂糖の一部にきび糖を使用し、コク深さが特長となっている。
 「芳醇ビター」は焙煎香が特長の焦がし砂糖を使用している。自然な甘さを求めるスティックミックスユーザーのニーズに応え、リピート率が高いという。

 春夏はパッケージに「水にも溶ける」のアイコンを付け、アイス飲用を訴求していく。

 「『匠のドリップコーヒー』も『匠のカフェオレ』も飲用経験者からの評価はとても高くリピート率も高い。今後の課題はトライアル。最初の一歩を踏み出していただけるように店頭での販促活動をしっかり行っていく」と意欲をのぞかせる。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。