逆光線(コラム)ご縁は長く大切に
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ご縁は長く大切に

40代半ばにして旧友と約20年ぶりに再会し食事をともにした。知り合ったきっかけは当時のインターネット掲示板。共通の趣味で親しくなった。一時は頻繁に会っていたが、それぞれが家庭を持ってからは連絡することもなくなった。

▼二人をつないでいたのは年賀状だ。「引っ越しした」「最近は〇〇にハマっている」など年に1回だけ近況を伝えあう。いつ途切れてもおかしくなかったが、互いの間で「必ず再会する」との漠然とした共通認識はあったように思う。

▼先日、ある大手食品メーカーの部長と取材中に懐かしい話題で盛り上がった。約15年前に行った新商品の開発者インタビュー、当時の取材に応じた担当者の部下として同じチームにいたという。その商品はいまや同社で売上№1の大黒柱に育った。

▼ヒットの功績もあってか、15年前の開発担当者は出世を重ね、現在は常務取締役の重責を担う。過去の面識がなければ軽々には近づけない存在だが、会合などでお会いすれば今でも気兼ねなくお話させていただける。公私ともご縁は広く、長く大切にしていきたい。

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