人手不足 迫られる値上げ

ある信用調査会社によると、食品の値上げは今月が700品目超、来月は3千品目超となる見通しだ。今月は前年同月比で8割減と大幅に少なくなったが、来月はまた大規模な値上げとなり、今春はまたも「値上げの春」になる。

▼値上げの主な理由は、原材料と包装資材の高騰、物流費やエネルギー費の上昇など。輸入原料に依存するメーカーは長引く円安も痛い。製造コストの上昇が続き、価格改定なしでは安定供給の維持が難しくなっている。

▼先日、ある地方のみそメーカーでこんな話を聞いた。隣県に外資系の半導体大手が進出し工場を新設。同工場のパートの時給は2千円を超えているそうで、近くの量販店が時給1千500円でパートを募集しても応募が全くないという。

▼人員確保のためには時給を上げなければならないが、まずその原資を確保する必要がある。これは食品メーカーにしても同じことで、人口減少が加速するローカルでは工場の人員確保に大変苦労している。食品の価格改定のお知らせの中に「賃上げのため」という理由がいつ現れてもおかしくない。

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