本格魚料理を電子レンジで手軽に 水産売場に「ChoiFish(ちょいふぃっしゅ)」新提案

東洋水産は、水産売場向けに電子レンジ調理で魚料理を楽しめる「ChoiFish(ちょいふぃっしゅ)」シリーズの提案を強化する。

「-5℃以下」で販売可能な「同いかのガーリックバター醤油味」「同 鮭ハラスのおろしポン酢」「同あさりとキャベツの白ワイン蒸し」の3メニューを3月から追加。同社は「発売にあわせ、商品をアピールする動画やPOPなどの販促ツールを用意。店頭では試食販売も積極的に実施し、水産売場を盛上げたい」(水産食品部)と意気込む。

商品コンセプトは「レンジ調理で簡単に楽しめる魚料理」。ひと手間加えた本格的な魚介料理と野菜などをあわせたメニューを揃える。個食シーンを中心に自宅での夕食や晩酌のおつまみに向くほか、お弁当などにも使いやすい。「魚と野菜の旨みがギュッと詰まった味わいが特長。幅広い加工食品を手がける当社のグループ力を生かし、おいしさと安全・安心にこだわっている」(同社)。

「-5℃以下」の売場で販売可能(「ChoiFish(ちょいふぃっしゅ)」) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
「-5℃以下」の売場で販売可能(「-5℃以下」の売場で販売可能

「ChoiFish」は、これまで水産冷凍食品(-18℃以下で販売)をシリーズ展開していた。近年、食品スーパーなどで水産売場におけるフローズン販売が拡大しており、取引先からの要望も多かったことから今春より「-5℃以下」の売場で販売できる新パッケージ製品を加えることにした。同温度帯での賞味期限は1か月を想定。

「ChoiFish いかのガーリックバター醤油味」は、一口サイズにカットしたイカをガーリックバターソースで味付け。「同 鮭ハラスのおろしポン酢」は、脂ののったアトランティックサーモンのハラスに、さっぱりしたおろしポン酢をあわせた。「同あさりとキャベツの白ワイン蒸し」はたっぷりのむきあさりとキャベツが入り、白ワイン、オリーブオイル、にんにくと蒸した。いずれもオープン価格。調理時間は電子レンジ600Wで2分または2分30秒。今後も順次ラインアップを拡充する予定。製造はグループ企業・宮城東洋の女川加工場で行う。