食に関わる技術 検索サイトで上位 味の差別化ニーズとらえる モリタ食材開発研究所

モリタ食材開発研究所(大阪市)は食品メーカーに向け、技術開発による味質や香味の向上を提案している。このほど、検索サイトGoogleで、食品にかかわるキーワード調査を実施。その結果、同社のWEBサイトにつながるキーワードが2千以上あり、そのほとんどが上位に掲載されていることが判明した。

例えば「甘さをソフトにする技術」「香味レベルアップ技術」「魚介類の歩留まり向上技術」といったキーワードを入力すると、いずれも同社サイトへのリンクが一番に掲載される。同サイトは過去に、東京理科大学大学院の研究材料として使われたこともある。

業務統括部の松田勝英部長は「味や香りで差別化を図りたいという要望が多く、すでにあるレシピにわれわれの技術を加えることで、さらに味を向上させる提案を行っている。最近は健康食品分野からの引き合いも強い」と説明。さらに「多くのキーワードを持つサイトなので、AIで質問した時にも的確な回答が得られやすいのではないか」としている。

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