12.8 C
Tokyo
13.8 C
Osaka
2025 / 12 / 17 水曜日
ログイン
English
日配大豆製品白米のように使える大豆 フジッコ「ダイズライス」の栄養バランスをアピール

白米のように使える大豆 フジッコ「ダイズライス」の栄養バランスをアピール

フジッコは1月31日、メディア関係者を対象に「ダイズライス」の試食体験会を実施した。ダイズライスは大豆を主原料とした米のような大豆食品。糖質は米の1割程度で、1食当たり24gのたんぱく質を摂取できる。食品添加物は使用しておらず、健康志向の人のニーズに合致した商品だ。

フジッコでは「Beanus(ビーナス)」というブランド名で展開しており、白米のように炊ける乾燥タイプと電子レンジで解凍調理する各種冷凍タイプを用意している。白米と同じように様々なメニューに使用でき、業務用では飲食店やホテル、スーパーの惣菜などでも採用実績がある。

試食体験会で河村玲子さん
試食体験会で河村玲子さん

フジッコの調査によると食事の選択時は「おいしそうなもの」を選ぶ人が半数を占める一方、残りの半数の人は「栄養成分」を気にすることが分かっている。気にしている栄養成分の上位は糖質、脂質、たんぱく質で、気にする人の約6割が「栄養成分などが自分の目安に合っていれば食べたい」と回答した。

管理栄養士でパーソナルトレーナーの河村玲子さんは、栄養摂取基準の考え方についてレクチャー。河村さんは人によって栄養素の基準が異なると指摘した上で、ダイズライスを食べることで栄養バランスが改善できる点を解説した。ダイズライスの栄養価は主菜に相当するほどの高さがあり、ダイズライスを使うことでダイエット中などを理由にラーメンやかつ丼などを避けてきた人もメニューを楽しむことができると話した。

関連記事

インタビュー特集

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。