コカ・コーラシステムが展開する「Qoo(クー)」の白ぶどうフレーバーは、飲食店などのディスペンサーだけで飲むことができるものだった。
ここ数年、SNSやお客様相談室に、同フレーバーの容器入り飲料化(RTD化)を求める声が多数寄せられていることを受けて、2月12日、「Qoo白ぶどう」を新発売する。
コロナ禍で親と子どもが一緒に過ごす時間が増えたことを受けた動きで、親子の日常に一層根ざしたコミュニケーションの一環と位置づけている。
6日取材に応じた日本コカ・コーラの山﨑賢マーケティング本部ニュートリション・カテゴリー事業本部シニアブランドマネジャーは「『クー』の白ぶどうフレーバーは、多くの親世代が子どもの頃から外食で親しんできた思い出の商品のため、これをRTD化することでお家でも話題にでき、一緒に飲んで喜べる機会がつくれるのではないかと考えた」と語る。
同社によると、「Qoo白ぶどう」は11年ぶりに新処方で発売されるもので、爽やかな甘さと果汁感が楽しめるマルチビタミン入りの管理栄養士推奨品に仕立てられている。