名糖産業 静岡の2社を子会社化 さつまいも軸にスイーツ通販展開

名糖産業(名古屋市、三矢益夫社長)は1月22日付で、さつまいもを中心とした菓子・スイーツを手掛けるおいもや(静岡県掛川市)ならびに平松商店(同)の全株式を取得し、子会社化する。12月25日開催の取締役会で決議した。取得金額は非公表。同社では中期経営計画「MEITO CHALLENGE 2023」における成長戦略の一つとして「M&A等による事業拡張」を掲げており、今回の出資はその一環となる。今後は両社の強みを生かした事業展開を推進し、自社グループのさらなる業容拡大と利益創出につなげる。

今回、子会社化するおいもやと平松商店は、さつまいもを主力品目とした菓子・スイーツ商品を、インターネット通販を中心に展開する製造販売会社。両社の直近業績は、おいもやが売上高21億3千900万円、経常利益1億9千100万円(23年9月期)。平松商店は、売上高8千300万円、経常損失1千100万円(23年7月期)。