サミット 上期は増収増益 電気代 10億円増想定→8億円減に

サミットの23年9月中間期の業績は、営業収益前年比7.8%増(1千713億円)、経常利益9.1%増(31億円)の増収増益だった。11月9日の中間決算説明会で服部哲也社長は「前年比10億円増で想定していた電気料金が8億円減に収まったことに加えて、店舗改装やお客様からの反応など、手応えの感じられた半期」と振り返った。

同社は9月までに4店を改装し、10月以降さらに3店の改装を実施した。経年で魅力が低減していた店舗や開店以来初めて改装した店舗の刷新効果が大きく、他店から客が戻った。意欲的な経費節減も増益に寄与した。

店舗近隣の保育園で「サミットが好きだから」と園児たちが声を上げ、大口の注文が舞い込んだ事例もあり、「当社が使命として掲げる『生きる糧を分かち合うお店』の実現に近づいていると実感できた」(服部社長)。

通期予算は上方修正し、目標達成を目指す。