2.2 C
Tokyo
1.3 C
Osaka
2026 / 01 / 29 木曜日
ログイン
English
飲料系飲料ポッカサッポロ「アーモンド・ブリーズ」が善戦 ECと業務用に手応え 牽引役は「砂糖不使用」

ポッカサッポロ「アーモンド・ブリーズ」が善戦 ECと業務用に手応え 牽引役は「砂糖不使用」

 アーモンドミルク市場が踊り場を迎える中、ポッカサッポロフード&ビバレッジのアーモンドミルクブランド「アーモンド・ブリーズ」は、旗艦アイテムの「砂糖不使用」が牽引役となり善戦している。

 1-9月の販売状況について取材に応じた武田真一郎マーケティング本部ブランドマネジメント部副部長は「トータルでは市場同様に足踏み状態にあるが『砂糖不使用』は伸びており、特にECがけん引している」と振り返る。

 ECでは「砂糖不使用」1Lの好調に引っ張られる形で200mlの引き合いも強まっている。

 「『砂糖不使用』は習慣化が進み定期購入者が増えている。生活の中に入り込んでいるように思われ、外に持ち出すものとして200mlも常備されている方が増えているのではないか」と語る。

ポッカサッポロフード&ビバレッジの武田真一郎マーケティング本部ブランドマネジメント部副部長
ポッカサッポロフード&ビバレッジの武田真一郎マーケティング本部ブランドマネジメント部副部長

 この流れを受け春先から200mlあたり牛乳コップ1杯分のカルシウムが含まれている点を訴求強化してきたが、訴求ポイントはカルシウムよりも、砂糖が含まれてない点にあることが浮き彫りになった。

 「やはり習慣化されている方にとって、毎日摂り続けるものであるからこそ、砂糖が入っていないものを好まれるのだと思う。あとは使いやすさ。砂糖が入っていないため、いろいろなものに合わせやすい。我々としては牛乳のように使っていただけるものを目指したコミュニケーションを続けており、このような活動も奏功しているとみている」と説明する。

 秋冬に向けては引き続き「砂糖不使用」に注力していく。ECの販促企画に積極的に参加していくほか他企業とのコラボの可能性も継続して模索していく。

 「砂糖不使用」の延長線上の展開として3月に新発売した「アーモンドミルク&オーツミルク無糖」(200ml)と「アーモンドミルク&ココナッツミルク無糖」(同)の2つの“ダブルミルク”商品については「『砂糖不使用』200mlが定期購入されるようになり、この流れが加速していけば、ダブルミルクにも手を伸ばしていただける」との見方を示す。

 業務用のアプロ―チも着々と進めている。

 若年層は外食に対する意欲が高いとの見立てから、今夏は、ぐるなびと協働企画を立ち上げ、これに参加した都内10店舗で「アーモンド・ブリーズ」を使った特別メニューを提供したところ「仮説検証がしっかりできた」という。

 「最終顧客だけではなくお店側がどのような感想を持たれたのか知ることができたのは貴重。常温保存できる点のご評価やケースの入数などオペレーション面でご意見をいただき次に活かしていける」と意欲をのぞかせる。

 業務用商品では「バリスタ ブレンド」1Lが定評を得ている。
 「バリスタのニーズに応えられるように開発されたもので、フォーミングがしっかりできラテアートに好適でデザートにも活用できる」と胸を張る。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。