セブン‐イレブン・ジャパンは11月、「セブンカフェ」で昨年に引き続き「ブルーマウンテンブレンド」を期間限定発売する。
9月27日、スペシャルティコーヒーの展示会「SCAJ2023」の出展ブースで永松文彦社長は今年の味わいについて「優美な甘みと上質な香りに加えて、コクの深さを改めて強調している」と胸を張る。
同社は昨秋、「セブンカフェ」で初めて「ブルーマウンテンブレンド」を期間限定発売。その反響は上々で「本当にあっという間に完売してしまった」という。
ブルーマウンテンコーヒーの希少性にも触れサプライヤーに感謝の意を表する。
「全コーヒー生産量の0.01%という大変貴重なコーヒーで、厳格な商品管理や販売管理を行っているジャマイカの皆様のおかげだと思っている。またそれを70年の長きにわたってジャマイカとのお付き合いを続けていただいたUCC様のおかげだと思っている」と語った。
UCC上島珈琲の朝田文彦社長も「生産国の方々のご努力がなければ、我々はおいしいコーヒーが飲めない。この場を借りて、生産国の皆様とパートナーの方々のご尽力に感謝する」と述べた。
ショーナ-ケイ・リチャーズ駐日ジャマイカ大使は「昨年、日本トップのコンビニのセブン‐イレブン様が『ブルーマウンテンブレンド』を初めて発売され本当に嬉しく思った。そして多くの方々が“また楽しみたい”と思って下さっていることを知り、さらに嬉しく思った」と挨拶した。
セブン‐イレブンは今年、SCAJに初出展。出展ブースでは一足先に「ブルーマウンテンブレンド」の試飲が実施され、開催初日に永松社長が訪れトークイベントが行われた。
なお今年は、ジャマイカから日本へ初めてコーヒーが直接出荷されてから70周年、セブン‐イレブンの創業50周年、「セブンカフェ」発売10周年、UCCグループ創業90周年の節目にあたる。20024年には日・ジャマイカ外交関係樹立60周年を迎える。