21.4 C
Tokyo
19.9 C
Osaka
2025 / 11 / 17 月曜日
English
流通・飲食物流日水物流 南港物流センター開業へ 阪神地区の保管機能拡大
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

日水物流 南港物流センター開業へ 阪神地区の保管機能拡大

ニッスイのグループ企業で冷蔵倉庫業などを営む日水物流は、大阪港湾地区の庫腹拡大のため、「南港物流センター」を営業冷蔵倉庫として2024年1月に開業する予定。

同センターは商船三井大阪南港物流センターの冷蔵倉庫棟を賃借するもの。近年は阪神港周辺での貨物が増加し、冷蔵倉庫の保管スペースがひっ迫、今後も需要拡大が見込まれている。国際・国内物流に至便な好立地に新たな拠点を設け、輸入貨物を中心とする保管型冷蔵倉庫として運営する。近隣の日水物流大阪舞洲物流センターをはじめ、既存の拠点とも連携を図っていく。

一方、2030年度中に自然冷媒を使用した冷却設備の更新を計画し、照明のLED化・トラックバースの密閉化工事も実施、環境負荷の低減に取り組む。また物流2024年問題への対応を念頭に、バース予約システムを導入して待機車両の解消、さらには庫内作業とバース管理の連携も推進、物流の効率化と生産性の向上を目指す。

【設備概要】

▽名称:日水物流南港物流センター
▽所在地:大阪府大阪市住之江区南港東7-2-92
▽主要業務:輸入貨物の保管・入出庫
▽設備能力:1万5千985設備t(C級1千373設備t、F級1万4千612設備t)
▽トラックバース:11バース

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点