オタフクソースは10月10日の「お好み焼の日」に合わせ、東京、大阪、広島の3都市でお好み焼に関する調査を行った。20~69歳の男女1千10人が対象。
まず、「お好み焼と聞いて思い浮かべるのは」という質問には大阪の76%が「関西お好み焼」、広島の76.8%が「広島お好み焼」と回答。東京では38.9%が「どちらも思い浮かぶ」、33.5%が「関西」、17.5%が「広島」と答えた。
また、「それぞれの違いを説明できる」と答えたのは東京が48.4%、大阪が62.3%、広島が88.4%だった。
大阪では月1回以上自宅で作って食べる人が40%、広島では月1回以上買って食べる人が35%と食べ方の違いも明らかになった。3都市とも7~8割が夕食に食べるが、広島では昼食でも食べるという人が6割を超えている。
このほか、切り方としては「ピザ切り」が東京で5割を超え、大阪と広島では四角に切るのが4~5割で、ヘラを使って食べるのが多いことが分かる。
また、広島では9割以上、大阪では8割以上が主食としてお好み焼を捉え、東京では酒のつまみとして考える人が3割を超えた。
調味料に関する質問では広島は9割以上、大阪は8割以上がお好みソースを使うのに対し、東京では4割が中濃ソースを使用。マヨネーズを使うのは大阪が64%で最も多かった。
オタフクソースでは「それぞれにご当地食としての歴史や文化があり、作り方も異なるが、おいしいお好み焼に境界線はないと考える。『ごはんといっしょに』『テイクアウトして』など、互いの食べ方を体験してみるのも楽しいのでは」としている。なお、同社は「お好み焼の日」に合わせ7日に全国6都市でお好み焼教室を開く。