高校生が模擬起業「株式会社ミューティー」 理念賛同のデルタインターナショナルと「一週間分のロカボナッツチョコレート」でコラボ

ナッツ・ドライフルーツの専門商社デルタインターナショナル(東京都品川区)は、近隣の品川女子学院高等部が実施する「起業体験プログラム」の一環で生徒らが立ち上げた模擬企業「株式会社ミューティー」とコラボ。「一週間分のロカボナッツチョコレート」を中心に、商品設計やマーケティング分野で協業した。

「株式会社ミューティー」は、企業理念「内側からも外側からも綺麗にして自分のことを好きになる」として、「Me」と「Beauty」をかけ合わせた社名。

ミューティーでは「昨今、若者たちはSNSで“良い”とされている外見に影響され、その美しさの基準に振り回されている」という社会課題解決をすべく、企業理念に合った商品を文化祭「白ばら祭」(9月17日、18日)で販売する。

「大地の恵みで人のみらいを創る」をミッションに掲げるデルタインターナショナルは、地球環境に責任を持ち、人と社会に健康的な「みらい」を創ることを目指している。これにミューティーの企業理念が重なったことからその活動に共感し、取り組みをサポートすることにした。

ミーティングの様子 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
ミーティングの様子

この起業体験プログラムは、28歳の自分を思い描き、理想とする未来を目指す「28project」の一環。生徒らはチームごとに模擬企業を「株式会社」として起業し、9月に行われる「白ばら祭」で販売活動を行う。会社設立の理念、社長、マネージャー、広報、会計、社員といった役職も決め、事業計画の提出、会社の登記、プレゼンテーション、文化祭当日の販売を経て株主総会後に解散する。

「一週間分のロカボナッツチョコレート」は、糖質を抑えて乳たんぱく質を加えたミルクチョコレートでロカボナッツをつつみ、チョコの甘さとナッツの香ばしさが相性バッチリなミックスナッツ。楽しくムリなく、ロカボ生活にぴったりな糖質量とナッツの栄養を摂取できる。

デルタインターナショナルでは「大地の恵みである『ナッツ』が、現代の若者の課題解決に役立つ一助になれば」としている。